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オリジナル紙袋を製作するなら! 注意点や納品までの流れなど

オリジナル紙袋は、企業説明会や店舗、建築関係、イベントなどで活用できるノベルティグッズです。オシャレで耐久性のよい紙袋は、企業やブランドの認知度を広げる効果が期待できます。

本記事では、オリジナル紙袋を製作する場面やオリジナル紙袋を製作する際のポイント・注意点について解説します。また、オリジナル紙袋の製作の流れやオリジナル紙袋の製作に関するQ&Aについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

オリジナル紙袋を製作する場面

ここでは、オリジナル紙袋を製作する場面について紹介します。主には次の4つの場面が挙げられます。

  • 企業用
  • 店舗用
  • イベント用
  • 建築・不動産用

それぞれについて詳しくみていきましょう。

企業用

日常的に多くの来客と接する企業の場合、企業案内や製品カタログを渡す際に通常の封筒に入れるよりも、オリジナル紙袋を活用することで、企業の印象をより強く打ち出せます。
また、企業説明会で求職者に資料を渡す際にも、オリジナル紙袋を使用することで、ほかの多くの企業との差別化を図れます。これらは、企業イメージの形成に大きな影響を与えます。

もちろん、紙袋だけでなく、コンテンツのクオリティも大切ですが、オリジナル紙袋は、相手の第一印象を高めるための有効なツールといえます。オリジナル紙袋を使用することで、企業のこだわりや品質を伝えられます。

店舗用

店舗でのオリジナル紙袋の利用は、商品の手渡しと同時にブランドイメージを伝える重要なチャンスです。ここでオリジナル紙袋を使用することで、店舗の印象を効果的にアピールできます。

また、紙袋を目にする人々にも、お店の存在や特色を知ってもらえます。優れたデザインの紙袋は、単なる梱包材ではなく、広告媒体として店舗のブランディングや認知度向上につながります。

オリジナル紙袋は、顧客が店舗を訪れる動機づけとなり、リピート購入のきっかけにもなります。このように、オリジナル紙袋は、店舗にとって多面的な効果の発揮が期待できます。

イベント用

イベントの際、参加者の手元に残るものとして、オリジナル紙袋は非常に有効です。特に同人イベントや企業イベントでは、その特性に応じたデザインや機能性が求められます。

同人イベントでは、参加者同士の交流の場として、また一種のショッピングスポットとしての側面も強いです。そのため、耐久性を持ちつつ、目を引くデザインの紙袋が好まれます。

アニメのキャラクターを使用したり、イベント限定の特別デザインにしたりすることで、参加者の記憶に残るアイテムになるわけです。

企業イベントの場合は、情報発信やビジネス展開を目的としています。そこで求められる紙袋は、機能性とブランドイメージの発信が中心です。企業のロゴやブランドカラーを効果的に配置することで、企業の認知度アップに貢献します。

建築・不動産用

ハウスメーカーや工務店では、さまざまな資料を顧客へ渡す場面が多いです。特に厚めのカタログを持ち帰ってもらうこともあるため、厚めの素材や強度のある素材を使用して紙袋を製作するのがおすすめです。

サイズは、M3サイズ、L6サイズで、A4サイズの書類やクリアファイルが入る、持ち運びに丁度いいサイズが喜ばれます。また、持ち手はハッピータックを選ぶと、口元を閉めることができ、図面といった機密書類のプライバシー保護にも役立ちます。

ここまで、場面ごとに適した紙袋をご紹介しました。オリジナル紙袋はイベントの目的に応じて、最適なデザインや機能性を持ったものを選ぶことが重要です。

オリジナル紙袋を製作する際のポイント・注意点

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オリジナル紙袋を製作する場面について理解できたところで、次はオリジナル紙袋を製作する際のポイント・注意点について紹介します。主なポイント・注意点は次の5つです。

  • 種類
  • デザイン
  • 耐久性
  • 数量
  • 納期

それぞれについて詳しくみていきましょう。

種類

オリジナル紙袋の種類は、主に利用場面によって異なります。たとえば、展示会向けの紙袋であれば、M3サイズ、L6サイズがおすすめです。

紙質は発色がよいコート紙が最適で、表面の加工を光沢のあるグロスにするか、マットにするかによって、印象が変わります。

次にアパレル・ショッパー向けの紙袋の場合は、購入した商品によって適したサイズが異なるため、複数用意しておく必要があります。こちらも紙質はコート紙がおすすめです。

さらに、ハンドルにはベーシックなスピンドル紐が人気です。

このように使用する用途に応じて、サイズや紙質、ハンドルなどを工夫してみてください。

デザイン

オリジナル紙袋の製作において、デザインは重要なポイントです。ノベルティとして企業のロゴや会社名をプリントするのはもちろんですが、そればかりアピールしたデザインにしてしまうと、受け取った人がその紙袋を利用しない可能性があります。

そのため、デザインは繰り返し使用してもらえるデザインであることが望ましいです。ブランドイメージに合わせて、ポップで派手なデザインにするか、モノトーンでシックな印象のデザインにするかなどのテーマを決め、オシャレで繰り返し使用してもらえるデザインを心がけましょう。

耐久性

オリジナル紙袋の製作において、耐久性は極めて重要な要素です。オリジナル紙袋の耐久性を決める要素としては以下が挙げられます。

  • PP加工

ポリプロピレン製のフィルムを印刷紙に貼り付けることで、光沢感があり、耐水性や耐久性の向上が実現する

  • 紙の厚み

薄い紙袋は重いものを入れると形状を維持するのが難しいため、厚紙製の紙袋にする。紙の厚さの指標として、「g/㎡」があり、この数値が高いほど厚い紙となる

  • ボール紙、口ボール

紙袋の底や口部分にボール紙を入れることで、型崩れや底抜けを防ぐのに役立つ

紙袋の強度を上げるためのこれらの方法は、使用目的や予算に応じて正しく選ぶことが重要です。

数量

オリジナル紙袋を製作するうえで、どれだけの数を製作するかを決めることが重要です。イベントで来場者の見込みがある場合は、その人数分を用意する必要があります。

また、どれだけ配るかが予算次第というケースも考えられます。その場合は、紙袋1枚の単価が重要になってくるため、予算を業者に伝えて、どの程度の枚数が製作できるか確認するようにしましょう。

ただし、業者によって最小ロットが異なるため、その点においても注意しなければなりません。

納期

ノベルティ製作にあたって、納期は重要なポイントの1つです。予算内で製作できたとしても、納期に間に合わなければ、ノベルティを製作する意味がありません。

各業者や発注数によって納期は異なるため、大量のノベルティを製作する場合は、計画的に準備を進める必要があります。

もし、リピートで製作する場合でも、注文の時期によって納期が変動する可能性が考えられるため、気になる場合は、直接業者へ確認するようにしましょう。

オリジナル紙袋を製作するなら

ここまで、オリジナル紙袋を製作する場面や製作する際のポイント・注意点について紹介しました。ここからは、クリオインターナショナルの特徴やオリジナル紙袋の製作の流れを紹介します。

クリオインターナショナルについて

クリオインターナショナルは、個性的でユニークな製品やノベルティの製作に力を注いでいます。その製作過程は、世界各地の生地市場や展示会を巡り、新鮮なアイデアや素材の収集から始まります。

独自の取り組みをもとに、独自の素材と形状を組み合わせたアイテムを生み出すことが可能です。30年以上の経験を背景に、海外のパートナーと連携して高品質かつ迅速な製造を実現しています。

また、オリジナル紙袋のラインナップも豊富で、顧客のニーズにマッチしたサービスが提供できます。製作ニーズに沿った、効果的なオリジナル紙袋の製作サービスを提供していますので、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

オリジナル紙袋の製作に関するお問い合わせはこちら

オリジナル紙袋の製作の流れ

ここからは、オリジナル紙袋の製作の流れを紹介します。主な流れは次の5つです。

  • 業者選定
  • 仕様決め
  • サンプル製作
  • 見積確認
  • 製作・納品

それぞれについて詳しく紹介します。

業者選定

オリジナル紙袋を製作する際には、まずは業者を選定しましょう。ノベルティを製作している企業は多くあるため、取り扱っているノベルティの種類やデザインなどをチェックし、テーマに合ったノベルティを製作できる企業を選ぶことが大切です。

また、企業によって注文できる最小ロットや納期が異なりますので、これらの点についても注意して選ぶようにしましょう。

仕様決め

業者の候補が決まったら、次は製作物の仕様を決めていきます。この際に、業者から具体的なイメージのヒアリングがあるため、どのような用途で使用するのか伝えます。

また、この時にデザインのイメージも伝えましょう。デザインは、ラフな案で良いケースがほとんどです。この段階では、まだ具体的なデザインが決まっていなくても、業者側の方から、ニーズに沿った提案を受けられます。

サンプル製作

サンプルを確認し、最終仕様のすり合わせを行います。依頼したサンプルに、しっかりと要望が反映されているかチェックしましょう。

特に、材質や表面の加工など、イメージと現物に差が生じる可能性があるため、細部にわたってチェックすることが重要です。ここでの第一印象が、ノベルティグッズとしての役割を果たせるかどうかの重要なポイントになります。

見積確認

ノベルティの製作を依頼する候補が決まったら、次は見積もりを取得しましょう。具体的な仕様を伝えて、企業ごとの納期や価格の内容を吟味し、最終的に依頼する企業を決定します。

ただし、金額が安いという理由だけで判断するのではなく、材質やデザインの独自性、納期などを総合的に判断して決めるようにしてください。特に安いだけで、チープなノベルティは企業のブランドイメージを下げる可能性があります。

製作・納品

注文したノベルティグッズの製作がはじまります。納品までのリードタイムをしっかりチェックして、納期に問題ないか必ずチェックしておきましょう。

発注のロット数が多い場合、納品までのリードタイムが長くなるおそれがあるため、使用したい日から逆算して、計画的に製作を依頼することが重要です。

また、大量に発注した場合は、保存しておくスペースが必要になりますので、スペースに限りがある場合、事前に納品サイズについて問い合わせておくことをおすすめします。

オリジナル紙袋の製作に関するQ&A

オリジナル紙袋の製作の流れについて理解できたところで、次はオリジナル紙袋の製作に関するQ&Aを紹介します。紹介するQ&Aは以下の通りです。

  • ①紙マーク表示は必要?
  • ②「g/㎡」って何の単位ですか?
  • ③ロゴを置くだけだと地味なデザインになりませんか?
  • ④表面加工は必要ですか?
  • ⑤重い荷物を入れる紙袋は何に注意したらいい?

それぞれについて詳しくみていきましょう。

①紙マーク表示は必要?

紙マークは、紙製容器包装のリサイクルを促進するために導入されました。「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づき、2001年からこのマークの表示が必須となっています。

紙マークは、色の選択、印刷、箔押し、エンボスなど、広範囲にわたるデザイン方法が認められています。デザインの自由度が高く、サイズのみ決められているわけです。

印刷の場合は上下6mm以上、エンボスの場合は上下8mm以上と決められています。紙袋などの商品でデザインの統一感を優先しつつマークを掲載する方法として、底やマチに表示する方法が一般的です。

インターネット上で「紙マーク」と検索すれば、さまざまなデザインの参考データが手に入るので、それをベースにデザインを考えられます。

②「g/㎡」って何の単位ですか?

「g/㎡」は紙の厚みや質量を示す単位です。この単位は、一般に紙の「坪量」、「連量」、「斤量」などとも呼ばれ、面積あたりの重さで紙の厚みを表しています。

紙の種類や素材、密度によって異なるため、重さ=厚みとは一概にはいえませんが、この単位が業界では長らく使われています。

紙の質量を知ることは、特に輸送時に重要です。トラックでの移動の際、積載量の上限は重さで決められているため、重さで表現するのが望ましいです。

③ロゴを置くだけだと地味なデザインになりませんか?

オリジナル紙袋のデザインをする際に、素材がロゴだけというケースはよくあります。もちろん、ロゴにもよりますが、ロゴだけだとさみしい印象を与えてしまうため、メリハリを付けるといった工夫が必要です。

具体的には、ロゴと同じカラーの帯をデザインとして入れるだけでも、全体が引き締まった印象に変わります。さらに、持ち手の紐の色などにも気を配ると、より洗練されたデザインに仕上がります。

また、紙袋のマチの部分を塗りつぶすのも、輪郭がくっきりしておすすめです。

④表面加工は必要ですか?

印刷物は表面加工をしないと色落ちします。ただし、表面が過度に擦れたり、水に塗れた状態で擦れたりする際に色落ちの懸念があるため、それほど心配する必要はありません。

ただ、万全を期すのであれば、用途によって使いわけるのがおすすめです。たとえば、擦れにくいマチの部分に濃い配色を持ってくるのであれば、擦れて色落ちする心配がほとんどありません。

どうしても、擦れやすい場所に濃い目の色を入れたい場合は、表面加工を選択肢に入れると安心感が得られます。

⑤重い荷物を入れる紙袋は何に注意したらいい?

紙袋に重い荷物を入れる場合は、紙の厚みを157g/㎡と厚めにしたり、PP加工を施したりするのがおすすめです。ただ、特に重要なのが底板の有無です。

底板があるかないかで、紙袋の強度は大きく変わります。各業者で底板はオプションである場合が多いですが、強度が必要なのであれば、追加でオプションを選択することをおすすめします。

オリジナル紙袋を製作するなら

この記事では、オリジナル紙袋を製作する場面やオリジナル紙袋を製作する際のポイント・注意点、オリジナル紙袋の製作の流れについて解説しました。

オリジナル紙袋は、企業説明会や店舗、イベントなどで活用できるノベルティグッズです。オシャレで耐久性のよい紙袋は、企業やブランドの認知度を広げる効果が期待できます。

しかし、ノベルティの製作にあたってはいくつかの注意点もあるため、事前に計画を立てたうえで、業者へ相談し、オリジナルのノベルティ製作を実現させてください。

クリオインターナショナルは独自のデザイン力が強みとなっており、さまざまなオリジナル紙袋を製作しています。また、商品のラインナップが豊富で、顧客のニーズにマッチしたサービスが提供できます。ノベルティ製作でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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