店販袋は、ショッパーという言葉でも知られており、店舗で購入した商品を入れるバッグ（袋）として使われます。ブランドの宣伝効果もあり、ブランドのファンとなると、サブバッグとして利用したり、リメイクして使う方も少なくありません。
リメイク品をInstagramにアップするユーザーもいるので、更にお店の宣伝効果が高まるでしょう。
そのため昨今では、オリジナルデザインの店販袋を制作するお店が増えています。
この記事では、店販袋の主な種類や店販袋の購入方法、オリジナル店販袋を制作するメリットについて解説します。
また、オリジナルの店販袋を制作する際のポイントや注意点なども解説していますので、店販袋の制作を検討されている方は、ぜひ最後までお読みくださいね。
店販袋とは？
店販袋とは、主に小売店やその他の商業施設で商品を購入した際に、その商品を持ち帰るために提供される袋を指します。また、店販袋にはさまざまな種類があり、材質やデザイン、サイズは多岐にわたります。
昨今では、環境への影響を考慮して、リサイクルできるものが主流です。また、多くの店舗では、ブランドイメージや宣伝を目的として、ロゴの他に、オシャレなオリジナルデザインの店販袋を用いています。
店販袋の主な種類
次に、店販袋の主な種類について解説します。
- ポリ袋
- OPP袋
- チャック付き袋
- 三方袋
- 不織布袋
- 紙袋
- 肩掛けナイロン袋
それぞれについて詳しくみていきましょう。
ポリ袋
ポリ袋は、スーパーや一般的な商店などで幅広く利用されている店販袋です。安価ながら丈夫で雨にも強く、使い勝手の面で優れています。また、本体が薄くて軽いため、店舗での保管にも適しているのが魅力の1つです。
また、最近ではバイオマス材料や再生原料を利用したものがあり、ほかの材質の店販袋に比べて、短い納期で製作できるのが特徴です。
OPP袋
OPP袋は、店販袋のなかでも特に透明性と耐久性に優れたタイプの袋です。OPPとは「延伸ポリプロピレン」の略で、引っ張っても伸びないという特徴があります。
また、OPP袋はその透明性の高さから中身がはっきりと見えるため、商品の魅力をそのまま伝えるのに適しています。
さらに、OPP袋はさまざまな厚さやサイズでの加工が可能であり、テープ付きのものや、チャック付き、印刷可能なタイプなどバリエーションが豊富です。
チャック付き袋
チャック付き袋は、食品や雑貨などの小物に利用される店販袋です。チャック付きで、袋をシール等で留めることなく商品を封緘できます。
このタイプの袋は主にプラスチック製で、サイズや厚み、透明度にバリエーションがあります。また、チャックが付いていることにより、袋の内容物を繰り返し開閉して保存できるため、食品の保存用途に適しているのが特徴です。
さらに、試供品やプロモーション用のアイテムを配布する際に利用される場合もあります。
三方袋
三方袋は、店頭販売において商品の魅力を高めるために使用される特殊なタイプの店販袋です。この名称は、袋が三方向（底面と両面）で封じられている製造方法に由来しています。
このタイプの袋は一般的に、食品や小物などの商品を衛生的に包装するために使用されます。袋の一方の端が開いているため、商品を簡単に挿入でき、熱封によって封を閉じることが可能です。
この方法により、商品がしっかりと密封され、外部からの汚れや湿気から保護されます。
不織布袋
不織布袋は、店販袋のなかでも特に環境に優しい選択肢として注目を集めています。この素材は、織物とは異なり、繊維を圧縮して熱や化学的処理により固められることで製造されます。
不織布袋の最大の特徴は、その軽量性と強度のバランスです。また、繰り返し使用可能であるため、エコフレンドリーな代替品として一般のプラスチック製ショッピングバッグに代わる選択肢として注目されています。
小売業界では、衣類や雑貨など、さまざまな種類の商品の携帯用バッグとして不織布袋が使用されています。
紙袋
紙袋の店販袋は、紙袋に紐やリボンを通し、持ち歩けるようにしたタイプの店販袋です。この紙袋は、店販袋の定番であり、比較的安価で製作が可能です。
また、ナチュラルな雰囲気のものから高級感のあるものまで、さまざまなデザインで製作できます。さらに、企業名やロゴを大きくプリントするなど、表面加工する際の自由度が高く、ニーズに合ったデザインでの製作が可能です。
肩掛けナイロン袋
肩掛けナイロン袋は、スポーツ用品店で多く利用されている店販袋です。最近では、有名セレクトショップでも採用されています。
この袋は、丈夫な作りのものが多く、カジュアルな見た目に仕上げることが可能です。また、持ち運びがしやすい利点があるため、おしゃれで若者に好感を持ってもらえるデザインのものを製作すれば、普段使いしてもらえる可能性が高くなります。
店販袋の購入方法
次に、店販袋の購入方法について解説します。
- 包装・店舗用品店
- 通販サイト
それぞれについて詳しくみていきましょう。
包装・店舗用品店
店舗用品店を利用して店販袋を購入する方法は多岐にわたります。実店舗で直接選ぶ、オンラインショッピングを利用する、カタログ注文する、卸売りで購入する、カスタマイズオプションを活用するなどがあります。
これらの方法の選択により、店販袋を効率的に入手でき、ビジネスやイベントのニーズに合わせた店販袋の選択が可能です。また、店舗用品店は包装資材や店舗運営に必要なアイテムも提供しており、総合的なサポートを受けられます。
通販サイト
通販サイトの利用により、店販袋の購入が簡単で便利になります。オンラインで幅広い選択肢から自社のニーズに合った袋を選べて、注文プロセスもスムーズです。
また、ほかの購入者のレビューなども参考にできます。さらに、カスタマイズのオプションも提供されていることが多く、自社ブランドを効果的に宣伝するのに適しています。
このように、通販サイトを通じた店販袋の購入は、便利で効率的な方法です。
オリジナル店販袋を制作するメリット
次に、オリジナル店販袋を制作するメリットについて解説します。
- ブランド認知度の向上
- プロモーションの効果
- 環境への配慮
- 競争力の強化
- ブランドロイヤルティの構築
それぞれについて詳しくみていきましょう。
ブランド認知度の向上
オリジナルの店販袋はブランドの認知度を向上させる優れたツールです。袋にブランドのロゴやデザインを印刷することで、ブランドが市場で目立つ存在となり、ブランドをより広く認知してもらえます。
袋が再利用されたり、リメイクされることで、ブランド認知が広がり、新たな顧客層にもアプローチすることが可能となります。ブランド認知度の向上は、競合他社との差別化においても機能し、ブランドの存在感を高めるでしょう。
プロモーションの効果
オリジナルの店販袋は、プロモーションキャンペーンやセールなどの際に非常に効果的です。キャンペーン時などに、特別なデザインの店販袋を作製することで、既存顧客の購買意欲を高めることが出来ると共に、注目を集めることができます。
また、オシャレなデザインやサブバッグ的に使いやすい素材を選ぶことで、顧客が店販袋を購入後の異なるシーンでも使用してくれる可能性が高まります。そのことによって、持続的な広告効果があり、ブランドの知名度を高め、売上増加につながります。
環境への配慮
再利用可能な素材やエコフレンドリー素材を利用した店販袋を制作すれば、企業として環境への配慮に対する姿勢をアピールできます。昨今は、環境に対する意識が高い方が多く、環境への配慮があるかどうかで、企業のブランドイメージが大きく変わります。
エコフレンドリーな素材を使用している店販袋は、プラスチック袋の使用を減少させ、廃棄物の削減に寄与することが可能です。これは顧客に環境問題への取り組みに関する共感を集め、ブランドに対するポジティブな評価を高めます。
競争力の強化
オリジナルの店販袋は、競争の激しい市場での差別化に大いに役立ちます。オシャレなオリジナルデザインであったり、品質にこだわった店販袋は、顧客に信頼性と品質の高さを印象づけ、ブランドを際立たせます。
オシャレで高品質な店販袋は顧客に満足感を与え、リピート購入の促進につながります。また、ブランド独自の店販袋は、競合他社との差別化を図り、独自性を強調できます。
ブランドロイヤルティの構築
オリジナルの店販袋は、顧客との関係性を構築するための1つの手段です。店販袋を通じて良質な顧客体験を提供できれば、顧客はブランドに対して魅力を感じ、ブランドを支持します。
ブランドロイヤルティのレベルは様々ですが、「このブランドの店販袋を持ちたい」と思う方は少なくありません。その為、オリジナルの店販袋はブランドのファンを増やすきっかけにもなり得ます。
オリジナル店販袋を制作する際のポイント・注意点
次に、オリジナル店販袋を制作する際のポイント・注意点について解説します。
- 種類
- サイズ
- デザイン
- 品質
- 法規制
それぞれについて詳しくみていきましょう。
種類
オリジナルの店販袋を制作する際には、お店のコンセプトや、顧客の年齢層、販売している商品に応じて種類を選択することが重要です。例えば、リーズナブルな価格帯で雑貨から、服飾雑貨などを取り扱っている店舗であれば、ブランドカラーのポリ袋や肩掛けのナイロン袋なども合うでしょう。
しかし、高価格帯の商品が多く、顧客の年齢層が高い場合は、しっかりした作りの紙袋であったり、食品を取り扱うお店では不織布のバッグなどが喜ばれるかもしれません。
選択した袋が商品やサービスに合致していることを確認し、効果的なプロモーションツールとして活用してください。
サイズ
店販袋のサイズは商品やサービスに合わせて適切に設定する必要があります。小さすぎる袋は顧客に不便な印象を与え、大きすぎる袋は無駄が生じます。
商品のサイズや数量を考慮し、袋のサイズを最適化しましょう。顧客が商品を快適に持ち運びできるサイズであるか事前に確認して、使い勝手を意識することが大切です。
デザイン
店販袋のデザインは使用目的に合わせて慎重に計画するようにしましょう。ブランドのファンであれば、ロゴが分かりやすくシンプルなデザインを好む傾向があります。しかし、特別なプロモーションの際の店販袋であったり、季節ごとに変わるデザインの場合は、プロモーションのメッセージや特別なデザイン要素を強調することで、リピート購入に繋がる可能性が高くなります。
店販袋はお店の顔にもなるため、デザインの計画は非常に大切なポイントとなります。消費者の好みや期待に応えるデザインで、消費者の購買欲を高めるデザインにしたいですね。
品質
店販袋の品質はブランドの評判に大きく影響します。耐久性の高い素材で制作された店販袋は、購入した商品を持ち帰る際の消費者の安心感につながります。さらに、持ち手の部分も非常に重要となります。帰宅の際に、店販袋を持つことが負担に感じることがないように、商品の重さや形などを考慮して選びましょう。
品質が高い店販袋は、消費者が再利用をしてくれる可能性も高まるので、商品を購入した時以外にも使用してくれる可能性があり、ブランドにとってもメリットがあります。
法規制
オリジナルの店販袋の制作において、地域や国の法規制を遵守することは避けて通れないポイントです。特に環境に関する規制や表示義務には十分な注意を払いましょう。
地域によってはプラスチック袋の使用が制限されている場合もあります。法的なコンプライアンスを確保するために、専門家のアドバイスを受けるのが賢明です。
規制遵守は法的トラブルを回避し、ブランドの信頼性を高めます。また、環境への配慮を示すために、リサイクル可能な素材やエコフレンドリーなオプションを検討し、顧客に環境への取り組みをアピールする機会として活用しましょう。
店販袋をオリジナル制作するなら
オリジナル店販袋の制作は、ぜひ「クリオインターナショナル」へお任せください。
クリオインターナショナルでは、お客様のニーズに合わせたユニークな店販袋を提供しています。30年以上の長い歴史を持ち、多くの店販袋を手がけてきた実績があります。さらに、強力な海外ネットワークがあることで、短納期かつ高品質な店販袋を制作しています。
広く知られているものから、珍しいものまで、たくさんの素材を取り扱っており、魅力的でありながら実用性のある店販袋を提案させていただきます。
更に、クリオインターナショナルでは、店舗のイメージに合うデザインをこれまでにも数多く制作してきました。日常的に使えるようなデザインから、キャンペーン性の高いデザインなど、店舗のプロモーションのお手伝いをさせていただきますので、店販袋を使用したプロモーションを検討している場合は、ぜひ一度弊社にご相談ください。
>>店販袋の制作に関するお問い合わせはこちら
店販袋の種類
ここでは、クリオインターナショナルで制作できる店販袋をご紹介します。
スライダー
スライダーパッケージは、用途やサイズ、素材構成が自在に調整でき、販売促進や商品保護に優れています。特に、雑貨業界で多く活用され、センタースライダーという特殊なデザインも提供しており、「オリジナリティが高まる」と好評です。
このデザインはスライド部分をパッケージの中央や側面に配置し、バリア性を高める素材の使用が可能で、多種多様な商品に適用可能です。スライダーは、商品の魅力を引き立て、販売促進に貢献します。
チャック付き袋
チャック付き袋は、商品の包装や保管に便利な再封可能な袋です。その特徴は、何度でも開閉できるチャックにあり、商品の新鮮さや取り出しやすさを提供します。
密閉度が高い為、食品を入れる袋として適していますが、例えばお菓子屋さんや雑貨店などで小分けにして配る小袋として用意があると喜ばれるのではないでしょうか。
また、チャック部分を後加工にすることで、形状を門底やスタンディングなどで製作が可能となっており、使用できる幅が広がることに間違いないでしょう。
不織布バッグ
当社の不織布バッグは、小規模なロットから大規模なプロジェクトまで幅広く対応し、縫製、超音波にて加工します。PP不織布には豊富な在庫があり、厚みや色などをカスタマイズできます。
また、ほかの生地とのラミネート加工により、見た目や使用用途が幅広いことも特徴の一つです。大小さまざまなニーズに対応する高品質な不織布バッグをお求めの方に最適です
ショッピングバッグ
ショッピングバッグは、アパレル店舗や雑貨店、パティスリーを含むさまざまな飲食店で使用される店販袋です。ショッピングバッグは商品の持ち運びを容易にするだけでなく、店舗のブランドイメージを象徴する役割を果たします。
クリオインターナショナルでは、さまざまな種類のショッピングバッグを製作しており、PE製の安価なバッグから紙製バッグまで幅広い選択肢を用意しています。これらのバッグは、耐久性に優れ、実用的でありながら、見た目にもこだわったデザインが叶います。
三方袋
三方袋は名前の通り、二枚のフィルムシートの底部と側面の三方を張り合わせた店販袋です。この製造方法により、袋は高い密封性を確保し、内容物の保護に優れた特性を持っています。
また、二枚のフィルムをしっかりと接着するため、袋のなかの空気や外部からの汚染物質の侵入を防ぐことが可能です。三方袋は、機密性の高さから、薬品や化粧品などさまざまな包装に適しています。
OPP袋
OPP袋とは、雑貨店やアパレルショップなど多くの店舗で商品の包装用に使用される透明な店販袋です。文房具やアクセサリーなどの小物商品の陳列に特に適しています。
OPP袋は透明性が高いため、商品のデザインや色を際立たせ、消費者の購買意欲を刺激します。また、商品の在庫保管においてもOPP袋は重宝されており、湿気やホコリから商品を守りながら、商品がどこにあるのか一目瞭然です。
このように、OPP袋はその透明性、耐久性、汎用性により、小売業界で幅広い用途に利用されています。
割布
PP割布はポリプロピレンのフイルムを短冊状に正確に切断し、延伸したものを折り込むことで製造される特殊な店販袋です。
割布バッグは、非常に強度が高く、耐水性や耐化学性にも優れています。そのため、農業用資材や工業用資材の梱包、大量の荷物の運搬など、重量物品や耐久性が求められる用途に適しています。
自動角底袋
自動角底袋は、底部が角型に形成されており、自立できる特殊な店販袋です。
この店販袋の製造には、特別な機械を用いており、生産工程は複雑で高度な技術を必要とします。原材料のロールから完成品に至るまでには、14メートルの長さを持つ長大な機械が使用されています。
また、自動角底袋の最大の特徴は、店販袋自体が自立できる点です。商品の陳列の際に吊り下げだけでなく、直に商品を陳列できるため、商品の認知性が向上し、消費者の目を引きやすくなります。
ポリ宅配袋
ポリ宅配袋は、オンライン販売や宅配サービスにおいて最適なテープ付きの宅配袋です。テープ付きで、商品の封入と封印が簡単にできるため、宅配用の梱包として利便性が高い商品です。
また、底部分のみマチ付きの簡易宅配袋も製作可能であり、緩衝性がないため洋服などの柔らかい物の発送に利用できます。さらに、2層の袋内面に黒いPEを使用することによって、なかの商品が外面から見えないよう加工することも可能です。
今回紹介したこれらの種類の詳細はこちらから確認できます。
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店販袋の購入を検討している方へ
この記事では、店販袋の主な種類や購入方法、オリジナル店販袋を制作する際のメリットや注意点について解説しました。
店販袋は、商品の包装やプロモーションに用いられ、ブランドのアイデンティティを表現する重要な要素の1つです。サイズやデザインのバリエーションも豊富で、商品の魅力を引き立てます。
もし、店販袋の購入を検討している場合は、弊社「クリオインターナショナル」へお気軽にお問い合わせください。さまざまな種類の店販袋の製作に対応します。
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