サステナブルなノベルティは、SDGs達成に貢献できるだけでなく、企業イメージの向上にも役立ちます。当記事では、サステナブル素材を使用したノベルティの魅力や代表的なグッズ、素材の特徴をご紹介します。ノベルティ制作を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
サステナブルなノベルティの魅力
サステナブルなノベルティの魅力は、地球環境に配慮できるばかりでなく、企業のイメージ向上や販促効果を期待できることです。
また、実際にSDGsを達成するには、企業活動として欠かせない販促にもサステナブルな視点が欠かせません。まずは、サステナブルなノベルティの魅力を以下の2つに分けて解説します。
- 企業のイメージの向上につながる
- ミレニアル世代への販促効果を期待できる
活用するとメリットを多く得られるため、それぞれ見ていきましょう。
企業のイメージの向上につながる
現在、SDGsへの取り組みは大手企業が中心となっています。もちろん、グローバルな展開をしているだけにその規模は大きいものといえるでしょう。
しかし、中小企業でも取り組めるSDGs活動があります。それは、サステナブルな素材を使用した販促品やノベルティを作成することです。
たとえば、イベントでの配布物などにサステナブルなノベルティを使うと、顧客から好感度を得られたり、他企業と協業するきっかけとなったりと可能性を大きく広げられ、企業イメージの向上につながります。
ミレニアル世代への販促効果を期待できる
1980年から1995年の間に生まれた人は「ミレ二アル世代」と区分されています。この世代は、デジタルの発展とともに育ち、ITへの憧れと地球環境への問題意識や社会貢献にも強い関心を持っています。
この数年のうちに、ミレ二アル世代が経済活動の主役となることが予測されているため、好感度を得られると長期的な顧客となる可能性を高められるでしょう。
サステナブルなノベルティグッズの定番「エコバッグ」
2020年7月からレジ袋の有料化が開始され、エコバッグは定番のノベルティグッズとして多くの企業が販促に活用しています。
レジ袋はプラスチックを原料としているため、石油資源を消費することにつながるのはご承知の通りです。さらに、ゴミとして焼却されると二酸化炭素が発生し、地球温暖化を促進してしまうおそれも危惧されます。
ほかにも、海洋汚染の原因ともなっているため、エコバッグをノベルティとすることで、サステナブルに取り組んでいる企業として認識されやすくなるでしょう
サステナブル素材を使ったノベルティおすすめ7選
エコバッグ以外にも、素材に注目してノベルティを制作するのもおすすめです。サステナブル素材としてよく使われているものを以下の7つに分けて、紹介します。
- コーヒーかす
- セルローススポンジ
- 麦わらファイバー
- バンブーファイバー
- ウォッシャブルペーパー
- リサイクルマイクロファイバー
- リサイクルポリエステル・ナイロン
- リサイクルコットン
素材の特徴や活用例などを解説しますので、ノベルティ制作を検討している方はチェックしてみてください。
コーヒーかす
コーヒーかすはその名のとおり、コーヒーを淹れた後に残ったコーヒー豆のかすのことです。コーヒーかすをそのまま捨てる人は多いですが、防虫・虫よけ対策や消臭・脱臭効果、植物の肥料、雑草対策など様々な場面で活用できます。
コーヒーかすを素材としたサステナブルなノベルティとしては、マグカップやタンブラーなどがおすすめです。
セルローススポンジ
セルローススポンジは木の端材から抽出したパルプなどの食物繊維から作られたスポンジです。泡立ちにくいといったデメリットがあるものの、天然の植物繊維製であるため、焼却しても有害物質でないため、環境に配慮した製品となっています。
また、汚れたスポンジを濡れたまま長時間放置していると雑菌が繁殖してしまいます。しかし、セルローススポンジは速乾性が高く雑菌の繁殖も防止できるため、雑菌が繁殖するリスクが少ないのが特徴です。
吸水性も高いため、フランスでは台ふきとして使用しているともいわれています。セルローススポンジのノベルティとしては、かわいいデザインをしたふきんや布コースター、水切りマットなどがおすすめです。
麦わらファイバー
麦わらファイバーは麦わらの穂を落とした後の茎を使用した素材です。通常、小麦の部分を収穫した後の麦わらの部分は焼却されますが、焼却の際は温室効果ガスが発生してしまうという問題がありました。
麦わら素材をサステナブル素材として再利用することで、温室効果ガスの排出削減に貢献できるようになります。麦わらファイバーを素材としたノベルティとしては、カトラリーセットなどがおすすめです。
カトラリーセットには、ロングタイプとチェーンが付いた持ち歩きしやすいミニタイプの2通りがあります。
バンブーファイバー
バンプファイバーは竹製品という意味で、竹から抽出した繊維をパウダー状にして固めたサステナブル素材です。天然の素材である竹を混ぜ込むため、合成樹脂の使用量を減らすことができます。
また、バンプファイバーは天然素材であるがゆえに科学物質が含まれていないため、焼却してもダイオキシンが発生しません。また、土に埋めれば微生物によって分解され、数年で土に還ることから、環境に配慮した素材であり、プラスチックに変わる素材としても注目を浴びています。
バンブーファイバーを素材としたノベルティとしては、カトラリーやお掃除クロス、ミニタオルなどがおすすめです。バンプファイバーは体に優しい素材であるため、赤ちゃんや子どもが使用するタイプのノベルティにも最適です。
ウォッシャブルペーパー
ウォッシャブルペーパーは、紙なのに丸洗いできる素材です。濡れても型崩れしにくく、布のように縫製してグッズを制作できます。原料には、植物由来のセルロースが含まれており、SDGsに貢献が可能です。
ウォッシャブルペーパーを素材としたノベルティとしては、エコバッグやレターケース、化粧品などのパッケージにおすすめです。
リサイクルマイクロファイバー
リサイクルマイクロファイバーは、廃棄ペットボトルを利用した生地です。ナイロンとの混合比率によって、素材の肌触りや制作に向いたグッズが異なります。
たとえば、リサイクルマイクロファイバー100%で製品を作成すると、発色のいいノベルティを作成可能です。20%ナイロンを混ぜると、適度な厚みと柔らかな触り心地を実現できるため、タオルやハンカチに使える生地を作れます。混合比によって向いた製品は異なりますが、リサイクル素材のため、SDGsにも貢献できます。
リサイクルポリエステル・ナイロン
リサイクルポリエステル・ナイロンは、繊維製品やペットボトル・フィルムくずを原料として作られた素材です。コットンなどの天然繊維ともうまく混紡できるので、幅広く活用できます。
耐久性・強度・伸縮性が高く、形状安定性に優れているので、シワになりにくく、型崩れを起こしにくいのが特徴です。それに加えて、吸湿性が低く速乾性が高いため、サラサラとした肌触りを得られます。ノベルティとしては、速乾性の高いTシャツの素材として最適です。
リサイクルコットン
リサイクルコットンは、縫製工場などで廃棄されていた綿の裁断くずや落ちわたを集めて作った素材です。
すでに染色された端切れをリサイクルするので、再び染める工程が不要となり、CO2の排出量や水の使用量を減らせます。そのため、環境に配慮できる優しい素材です。丈夫な生地を作れるため、毎日使うポーチやサコッシュの素材としておすすめします。
サステナブルなノベルティを制作するなら
サステナブルなノベルティの魅力や代表的な素材などについて、ご紹介しました。再利用した原料のものが多く、SDGsに貢献できることはもちろん、企業イメージアップにもつながります。
弊社クリオインターナショナルでは、サステナブル素材を使用したノベルティ制作を幅広く取り揃えています。SDGsを意識したノベルティを制作したい方はお気軽にお問合せください。